基礎物理と
先端技術で
未来デバイスを創出 

NEWS

2025-03-27 信州大学の李垂範先生が共同研究のため訪問されました。

2025-03-13 北陸先端科学技術大学院大学の安研究室を見学し量子センシングの実験を行わせていただきました。

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ご挨拶

電子スピン物性工学研究室は、2025年1月に九州大学大学院システム情報科学研究院で山下尚人准教授によって設立された、新進気鋭の研究室です。
 固体電子物性の最先端領域であるスピントロニクスの分野で、新しい物理を探求しつつ次世代の電子産業を拓く未来デバイスの創出を目指します。また、研究教育を通じて国際的にリーダーシップを発揮できる技術者および研究者を育成します。

我々の研究は、結晶成長、界面物理、デバイス物性という3つのアプローチに基づき、半導体および絶縁体を舞台にスピン流(スピン角運動量の流れ)の生成、輸送、制御に関する物理を探求します。これにより、当該研究分野のみならず人類の文化の発展に貢献する未来デバイスを探求しています。

主に下記の3つの研究テーマを推進しています。

磁性ガーネット物性工学

世界最大規模
電流によって制御可能な
磁性ガーネット極薄膜
の成膜技術を解明。

M. N. Agusutrisno, N. Yamashita et al,
Thin Solid Films 788, 140176 (2024).

半導体スピントロニクス

世界初
強磁性体/非縮退n型シリコンからなる
オーミックコンタクト形成に成功。

N. Yamashita, Y. Ando, et al,
Physical Review Materials 6, 104405 (2022).

スピンカロリトロニクス

世界初
スピン依存ゼーベック効果による
半導体中へのスピン流生成を実証。

N. Yamashita, Y. Ando, M. Shiraishi et al,
Physical Review Appleid 9, 054002 (2018).

メンバー

主な学術論文

所在地

〒 819-0379 福岡県福岡市西区元岡744 ウェスト2号館 639号室

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伊都キャンパスについて

アーカイブ

2025-02-21 【講演予定】卒業研究説明会(九州大学工学部電気情報工学科主催) 3月3日(月) 11:40-11:50 総合学習プラザ2階大講義室 

2025-02-07 OIST-Kyudai workshopに参加し、スピントロニクスの量子デバイス応用についてディスカッションしました。

2025-01-01 研究室発足

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